学習してばかりで完璧主義の罠に陥っていませんか?【 #ノンプロ研 #プレゼン練習会】
この記事は #ノンプロ研 内で行われた、プレゼン練習会で使用した資料を元に作成しました。
こんな経験はありませんか?
- 講座の内容を完璧に理解してから、実践に移りたい。
- 自分の実力では足りない気がするから資格を取ってから始めたい。
- ブログの下書きは終わったけど公開までは・・・。
こういう経験があれば、完璧主義の罠に陥っているかもしれません。
準備、学習はとても大切ですが、目的は実際に使えることのはずです。
今回は、この完璧主義の罠とは何か、どうすれば防げるのかを説明します。
おとなになってからの勉強は暗記ではない。
例えばプログラミングであれば、初学者のころ、
全然覚えられない・・・。
と思い、
私にはやっぱりセンスがないな
と一度は挫折した方も多いのでは?
ですが、本質は覚えることではなく、使えることです。
学生の頃の試験であれば、覚えることが必要でしたが
大人になっての勉強では、覚える必要はありません。
大切なこと実際に使えること。
忘れたら、調べてその知識を使えれば、覚えている人との差はありません。
それに、人間の記憶は使うことで、定着していきます。
「覚えているから使える」というのはそもそも順番が逆なのです。
使っているから覚えるのです。
カンニングバンザイ。
完璧を目指さず、なんとなく覚えたら、とりあえず使ってみましょう。
心配の9割以上はおこらない
準備不足で失敗したら、どうしよう。と思うかもしれませんが、
研究によると心配していることの85%以上のことは実際には起きません。
むしろ、良い方向に転がるケースが大半だとか。
残りの15%の失敗が実際に起きたケースでも、79%が自分の力で結果でどうにかなるそうです。
また、日本人は遺伝子的に、心配なことを強く恐れる傾向があるので、
このことを念頭においた上で、取り組むのがよいでしょう。
あなたの失敗を覚えているほど、他人はあなたに興味はないことを知る。
あなたに最も興味があるのがあなた自身です。
同様に、他人も一番興味があるのは自分自身です。
他人の失敗している中で、思い出せるものはいくつありますか?
そんなに多くないはずです。
あなたが他人の失敗を覚えていないのと同様に、他人もあなたの失敗を覚えていません。
失敗をして、誰かに何か言われるのはその瞬間だけです。
むしろ、失敗した記憶をうまく利用すると、記憶の定着に繋がります。
準備不足による失敗を恐れずに行動しましょう。
80:20の法則
元々はイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則で名前からパレートの法則とも言われます。
売上の80%は20%の顧客から生み出されている。
このように、重要な部分は20%、残りは実は重要ではなことではない。というのがこの80:20の法則です。
勉強する内容も重要な部分は全体の20%で、残りの80%の部分は重要ではないことも。
完璧を目指す。ということは重要ではない80%に時間を使うことになりえます。
最初の重要な20%を学んだら、さっさと次のステップへ進みましょう。
対策:完璧主義の罠を思い出す
対策としては、一番大事なのは、まず自分が完璧主義だと定期的に思い出すことです。
Google カレンダーに1ヶ月に一回などの頻度で「完璧主義に陥ってないか思い出す。」
というリマインダーをつけてもいいかもしれません。
- 思い出せたら、今やっている作業は本当に大切なことだろうか?
- 先に進まない、言い訳のために完璧主義になっていないだろうか?
自問自答してみるのがおすすめです。
完璧主義に気をつけて勉強の先にある、行動や本来やりたかったことを行っていきましょう!!
※今読み返すと、若干主張と結末がおかしい気がしますが、なんとなく伝わることが重要な20%ということにして、このまま投稿します。
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