【エクスポージャー】ペアプロがなんとなく怖いを例にして不安や恐怖を乗り越える
ペアプロなんとなく怖い
私が所属しているコミュニティノンプロ研の発表で「ペアプロやります!」「ペアプロをやりたい!」
という発表が多いもののどうも実際の数えお見ていると、ペアプロの開催の回数はそれよりも少ないのかな?と思います。
原因はなにか?を考えるとなんとなく怖い、なんとなく声かけるのが気が引ける。という漠然とした不安が大きいのかな?と感じています。
今回はそのなんとなくを分解して、目標のペアプロまでたどり着けるようにするにはどうすればよいのか?
どうすれば怖さや不安を乗り越えられるのか?紹介していきたいと思います。
エクスポージャー(曝露療法)
エクスポージャー療法という主に不安症やPTSD、強迫症に用いられる心理療法があります。
これは不安の原因になる刺激に段階的に触れることで、少しづつその不安を消していく方法です。
強い不安の解消に使われる方法ですが、今回例としてあげた「ペアプロがなんとなく不安」というレベルでももちろん使える方法です。
私は大学生まで、女性と話す機会が少なく、女性と話すことが不安でしたが、このテクニックを使うことで少しづつ不安を解消していくことで、人並みに話ができるようになりました。
ステップに分ける
行いたい行動を頂点にして、その行動に繋がるような行動や代替となる行動を書き出していきます。
各ステップには点数をつけていきます。難しいが10、楽々でできそうなのを1として点数を振っていきましょう
今回ペアプロが最終的な目標なので下記のようになります。
ペアプロまでのステップ例
上になるほど高難易度
- 10点 ペアプロを行う。
- 9点 ペアプロを誘ってみる
- 8点 募集されているペアプロに参加してみる
- 7点 ペアプロの募集をする
- 6点 ペアプロの募集フォームを開いて下書きを書く
- 5点 ペアプロについて、話を聞いてみる
- 4点 ペアプロをしてくれそうな人をリストアップする
- 3点 ペアプロの動画を見る
- 2点 ペアプロのマニュアルを読む。
- 1点 ペアプロについて調べる
実行する
点数をつけ終わったら、点数の下から順番に実行していきます。
らくらく実行できるものから手を付けていきましょう
振り返る
実行してみて、実際にどれくらいの難易度だったか?どれくらい不安や恐怖を感じたか?を振り返ります。
例
3点ペアプロの動画を見る
実際のペアプロのイメージがついた。予想より楽しそうで、ペアプロが具体的になった。実際の難易度は1
7点ペアプロの募集をする
募集をした瞬間誰からも反応がなかったらどうしようかと思ったが、、数分後にはリアクションがついていた。お昼休みがあけて確認してみると、XXさんが引き受けてくれた。実際の難易度は4
繰り返して目標に近づいていく
振り返りから必要なステップが出てきたり他にも行動したことで必要なステップが見えてきたら、ステップに追加しましょう。
徐々に目標であった、ペアプロに近づけるように、行動を繰り返します。
振り返りを行って難易度がまだ高いと感じるようであれば難易度をムリに上げる必要はありません
まだハードルが高いと感じるようであれば同じ内容を繰り返してもいいですし、一旦戻って難易度が低いものを実行しても良いです。
少しづつ階段を上るイメージで、目標まで突き進みましょう。
まとめ:少しづつなら目標に近づける
このように、不安に感じるような大きなことも、分解して確実にステップを踏めば少しづつ近づくことができます。
続けていくと自分が乗り越えたものリストとして活用できますので、ちょっとした不安であれば、乗り越えたことを思い出すだけで、今回も乗り越えられそうだなと、勇気が湧いてきます。
ペアプロに限らず不安や恐怖を乗り越える際に使える技術だと思いますので、参考になれば幸いです。
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