「子育てで眠れないあなたに」感想、睡眠の基本は変わらない
しっかりとしたエビデンス
育児本の中にはご本人の体験をベースとした本やネット上の記事が多い中、巻末にある参考文献はびっしり。
体験や経験が全く訳に立たないと言うわけではありませんがまずはしっかり基本的な正しい知識を得体と思って出会ったのがこちらの本でした。
文中もご自身の体験経験と論文や文献からの引用部分が明確に区別されていてました。
大人も子どもも睡眠の基本は変わらない
全体を通しての感想としては、大人も子どもも基本的な睡眠のメカニズムは変わらないということです。
- 部屋は可能な限り暗くする。
- 朝は陽の光を浴びる
- 適温
- 寝る前の決まったルーティーン
- 決まった時間に起きる
これらはスタンフォード式 最高の睡眠でも同様のことが書かれており当たり前とも思いますが、大人も子どもも変わらないんだなぁと思いました。
子どもがしっかり眠れる環境 = 大人もしっかり眠れる環境ということでもあります。
改めて、最高の睡眠を読み返したくもなりました。
旦那への圧力(笑)
読者の想定が女性のママかつご自身もそういう立場だったのか、ところどころ旦那に対する"圧力"があります。
- 基本的な主語はママ
- 女性はママと書く一方で、パパではなくところどころ"旦那"というちょっと離した書き方。
などなど。
節々にちょっとした圧を感じました。
それだけ、世の中的には女性からすると男性が如何に育児に参加していないか。してこなかったのか。
というのが伝わってきました。
実際に変えたこと:過剰にあやさない
赤ちゃんは抱っこしないと泣き止まないわけじゃない
一番衝撃だったのはこの言葉でした。
泣き叫んでどうしようもないとき一旦布団に寝かせても良いのです。
ご機嫌もよく、ミルクを飲み終わったタイミングで、布団に一緒になってトントンすれば抱っこしなくても寝てくれます。
※駄目なときは駄目なので抱っこももちろん併用してます。
まとめ:親の自信がついて不安が消えた。
実際に効果があったのか?単に眠ってくる子なのか?はわかりませんが、今現在は程よいサイクルで眠ってくれます。
一番の変化は自分の心の持ちようで、エビデンスベースで正しいことをやっているという自信がついてこれでいいのかな?という不安は多少なりとも消えました。
文章量としても多くなくサクッと読めるので満足でした!!
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